2016年2月4日木曜日

お土産まとめ

お土産、という概念は日本独自らしいです。欧米からの観光客は、最近はお土産を買うものの、基本的にはそうでもないようです。この狭い日本で、自国の国内旅行でさえお土産を買う日本人!ルーツはどこにあるのか、、、
それは江戸時代が起源で、日本が大昔に比べて豊かになってからですね。人の往来がそこそこあり、庶民も道楽を楽しめる時代から、お土産は発展していったと思います。
もちろんそれより前の時代も、お高い身分の人の間では、○○の地方の~をみたいなのはあると思います。奈良時代やその辺は、政府に地方の特産品を献上する仕組みでしたので、それも一つのルーツでしょう。
まず昔は旅に出るイコール一生に一度行けるか行けない場所、なのでその記念として、または、同行できなかった親しい人にも何か持ち帰ろう、という考え。
いつかしら本で得た知識ですが、その起源となったのが『お伊勢参り』
そう、すべての起源は三重だったんです!(ぜ~んぶ三重!という冊子がありました)

お土産で重要なことってなんでしょう?
こたえは、、、日持ちです。
餡は常温で保てますし、お煎餅やお饅頭はお土産としては十分ですよね!

お伊勢参り、とまとめましたが、関所を通過したり歩き旅は身の危険もあったことと思いますが、江戸時代は神社仏閣に参るために地方への往来が前の時代に比べて多々あったと思われます。
ご加護を分け与えるつもりで、お土産を持ち帰ったのかもしれませんし、その土地土地特有の『特産品』は素敵ですよね。

現在はお土産商戦や、ゆるキャラやらいろいろ幅も広がり、やりたい放題です。日持ちや衛生面でも、しっかり安心なので、はるかに質の良いお土産が出回っています。
ただ、いいのか悪いのか、地域限定のお土産と言いつつどこでも買えること(笑)その地域で買ったのに、作られた場所がてんで違っていること、ロークオリティ、、、そんなお土産に出会うとがっくりですね(笑)まぁ、あるある。

そんな、元祖お土産はどこで買えるのか?神社仏閣の参道、です。
伊勢神宮の赤福
伏見稲荷の稲荷煎餅
今宮神社のあぶり餅
大徳寺の甘納豆
平安神宮の平安殿サブレー
善光寺参道のおやき
上賀茂神社のやきもち

挙げたらきりがありませんが、このように神社仏閣とお菓子(お供えでありお土産!)は切っても切れない関係にあるのです。菓子屋と神社仏閣は持ちつ持たれつの関係なのです。この話はおいといて。

ちなみに、私は、これらの類いのお菓子を『門前スイーツ』と呼んでいます(*^^*)

お菓子贔屓にしてますが、、、
お土産と言ってもお菓子だけじゃない!
(キリコとか人形とか民芸品だって捨てたもんじゃねぇぇぇぇぇ!!)

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