去る2月の某イベントの戦利品についてのレビューです。毎年・・・ではないけどチョコレートを求めて出歩き体力を消耗し金銭も一気に消えてしまうのが、この2月の製菓業界イベント。その名も悪の根源、バレンタインデー!恐ろしい、業界商戦です。
製菓の友人はこれ以上に買い全ての店舗の味を網羅している階級の方々もいらっしゃいますが、私らレベルはこの程度で許してもらいましょう!(上には上がいるのだ。)
一般の人は引くと思われますが・・・
さぁ、年に一度のおいしいイベント、これが楽しみで生きていると言っても過言ではありません。全てを食べ終わり、「今年はこの会社のこのモデルを買ったよ」的な、この時期しかこのような散財はしないので、ぜひ戦利品紹介におつきあいくださいませ。
これがすべてだぁぁぁぁぁ
【フランス屋】ぷちぱんだ
いわゆる、パケ買いなんですが、パンダ好きにはたまらないパッケージデザイン。中のチョコレートもパンダの形があって、癒されるチョコ。価格的にも手の出しやすい価格で、会社の人に配るようなプチプライスの良心的なお値段。しかし価格が安いからと言って、甘くみてはなりません!ここフランス屋は京都伏見に本社がある京都ブランド。大手のモロゾフやメリーにはない趣向を突いてくる会社なのです。
【先斗町禊川 maison d it】
先斗町のフランス料理会席 禊川さんのプライベートブランド メゾンド イッテ―さん。実は唯一毎年購入している程のファンなのです。フランス料理のコースのお店で、デザートに生チョコをお出ししているそうなのですが、それがとても好評で、チョコレートを売り出すことになったとのこと。
数年前、どこかで試食を頂いたとき、感動してそれ以来毎年購入しています。(自分へのご褒美と称して、、、)
小さな飲食店が営業しながらチョコレートを手掛けているので、もともと限定数が限られていて、早く売り切れてしまうこともあり、デパートでの出店数も限られています。
気に入られた方はどうぞお早めに!!
オレンジのパッケージデザインも素敵で、やはり個人的に第一位は譲れませんね。
いつかフランス会席が食べてみたひ・・・夢のまた夢。
【エクチュア】
大阪 からほりに本店があり、大阪を代表すると言って過言ではないチョコレート専門店です。本店に偵察に行ったことがありますが、なかなかの人気店で、店内で、チョコレート菓子からアート作品のようなチョコレートの数々、チョコレートドリンクを楽しむことができるチョコレート専門店ならではの強み溢れる素敵なお店でした。
お馴染みのエクチュアのチョコレートは、石畳チョコが人気ですが(こちらも美味しい!)、今回はオランジェット試してみることに。肉厚の柑橘となめらかなコーティングチョコ、とても美味しかったです。
【小樽洋菓子本舗 ルタオ】
ルタオ、、、高校の修学旅行で小樽のこのルタオ本店に行ってその美味しさに感動しました!!ルタオで働きたい!!と思ったこともありましたが冬の厳しい北海道はさすがに温暖地方で育った人間には難しい・・・。
ルタオ、北海道物産展などで見つけたら即買ってしまう、実に誘惑中の誘惑。
ロイヤルモンターニュ(紅茶味の三角のチョコレートシリーズ)の新作、今年はマリア―ジュ。紅茶味のチョコと、ラズベリー味のチョコのコラボです。このラズベリー味、爽やかで甘酸っぱい一粒が、チョコレートであることをつい忘れてしまう美味しさ。否、チョコレートだから良いのでしょう。爽やかさがチョコレートに見いだせるのか!?それは食べてのお楽しみです。
ちなみに、ルタオの生チョコシリーズで、白ブドウのナイアガラの生チョコがあるのですが、そちらも爽やかでおすすめです。
【京都 カカオ亭】ショコラショー
懐中ぜんざいタイプのショコラドリンク。
お店の売り子のお姉さんに、懐中ぜんざいタイプですね、と言ってもあまり通じていなかったので、もっと勉強してから店頭に立ってほしいという思いはありますが、仕方のないことです。
懐中ぜんざいとは、和菓子屋さんで扱われている簡易ぜんざいのことです。粉末のあんこを乾燥餅粉生地(最中の皮みたいな生地)で包んで形づくったもので、様々な見た目・タイプがありますが、基本、お湯をかけると生地がふやけて、粉末あんこが溶けて、ぜんざいになるよよいう商品です。簡単にお湯を掛けるだけでぜんざいができて、日持ちするので和菓子屋さんで冬によくあります。
屋号に京都と付きますし、そんな、懐中ぜんざいを模した懐中ショコラだと思われ、ぜんざいじゃなかったらどんなもんになるのかなーと興味本位で試してみたい一品。
化学の実験とかお好きなひとは、状態変化をじっくり観察するのにおすすめ。
【宇治園】 ほうじ茶生チョコレート
ほうじ茶はひょっとこ、抹茶はおかめ、の2種類あって、ほうじ茶の生チョコは珍しいので、気になって気になって購入!去年も一昨年も気になっていたけれど、踏み込めなかった商品。お味は、ほうじ茶そのまんま!!生きている!
ちなみに、宇治園さん、宇治の茶葉を使っていますが大阪の会社です。
どことなーく、南蛮文化を思わせるデザインの袋がなんともおしゃれ。和のテイストに縛られないことも大事です。
【ロイズ】生チョコレートシャンパン、ポテトチップチョコレート
定番中の定番ですが、新作の味が出たら絶対味見したいロイズ商品。もちろんはずれはありませんでした。安定の価格と安定のお味。ロイズは私たちを裏切りません!
シャンパン味の生チョコ、もっとアルコール強めでもいいんじゃない??と私は思いましたが、人によっては、アルコールきついよこれ、という意見も。味としてはちゃんとシャンパンが感じられるので商品としてはレギュラーラインナップに入れて欲しい味ですね。(レギュラー化するのかな?教えてー、ロイズさん!)
アルコール感が欲しいならもっと酒感の強いチョコを買えってことですね。
個人的に伊佐美(九州の焼酎ね)の生チョコをいつかケースで食べたいと思っているものの、試食だけで満足してしまい、、その程度ってことか!日本酒アソードのボンボンはこの時期じゃなくてもロフトで売ってるし、、と思うとどうしても優先順位がこのバレンタイン商戦シーズンは本気のチョコレートを本気で食べたくなるんですよね。
という味の情報交換を地味にやり遂げ、こうして一年の鋭気を蓄えるのでした。
普通にこういうアホなことを何年間もやっていますが、普通の人の感覚ならきっと引くことでしょう。。。
今回の記事で、へー、こんな商品あるのね、これ食べてみたい!のきっかけになれば幸いでございます(*^_^*)ありがとうございました。
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