奈良 きたまちエリア。近鉄奈良駅の北側、県庁の裏手に位置するエリアです。ならまち方面とは反対方向で、また違った趣があるので、狭くて細い道や古い軒並みを見ながらぶらぶらするのに楽しいエリアです。国宝や重要文化財がごろごろあります♪
【ミジンコブンコ】
ブックカフェであり、どの席に座っても本が手に届くようになっています。
本好きにとっては幸せな空間です。
以前もキーマカレーを注文したのにここへ来るとまたもカレーが食べたくなる、、謎です。もちろんケーキと珈琲もありますよ(^o^)
タイミングの問題か、来店した時はいつも私一人だけという貸し切り状態。目の前に並んでいる、あ!!と思う文庫を手に取り、かなり長居してしまいました。店内には文庫だけじゃなく、雑誌や絵本や専門書、きのこの本もたくさん。
谷崎潤一郎の、読みたかった本に出会えました!谷崎氏がマイホームを建てる時分に、西洋化しつつある家の構造について意見されている随筆です。日本家屋がやはりいいとか、日本の家に扇風機は似合わないとか、終始厠について語ったり、谷崎氏の思う日本の美意識について書かれているのです。世代は関係なく、はっとさせられる内容かと思います。(さすがに、全部読みきれなかったのでまた次回足を運びたいと思います!)
ちなみに前回は、萩原朔太郎の『猫町』を読破して帰りました。
タイミングの問題か、来店した時はいつも私一人だけという貸し切り状態。目の前に並んでいる、あ!!と思う文庫を手に取り、かなり長居してしまいました。店内には文庫だけじゃなく、雑誌や絵本や専門書、きのこの本もたくさん。
谷崎潤一郎の、読みたかった本に出会えました!谷崎氏がマイホームを建てる時分に、西洋化しつつある家の構造について意見されている随筆です。日本家屋がやはりいいとか、日本の家に扇風機は似合わないとか、終始厠について語ったり、谷崎氏の思う日本の美意識について書かれているのです。世代は関係なく、はっとさせられる内容かと思います。(さすがに、全部読みきれなかったのでまた次回足を運びたいと思います!)
ちなみに前回は、萩原朔太郎の『猫町』を読破して帰りました。
玄関はこんな感じです。ガラガラ、こんにちはー。
土間でお仕事されている店主さんが出迎えてくださいます。(パソコンでお仕事されていること多し)
↓こちらはきたまち案内所。道路挟んでお向かいに奈良女子大学があります。
土間でお仕事されている店主さんが出迎えてくださいます。(パソコンでお仕事されていること多し)
↑土壁と白壁の美しい裏道。
にゃんこが何匹かと、金魚がたくさんいます。ここも、通りすぎてしまいそうな程民家を醸し出していますが、雑誌によく載っているカフェです。
食べ物を出すお店で(猫カフェではなくて)猫を放し飼いにしているので、入店の際に許容かどうか聞かれますので、猫アウトな方はすみません。
にゃんこがうろうろしています。が、猫カフェではないので遠目に愛でましょう。
お珈琲は北海道の焙煎所で焙煎されたものを使っているそうです。(メニューに詳しく書いてありました)深煎りで、苦味が印象的。ミルクは牛乳ではなく豆乳、お砂糖は白じゃなくててんさい糖でした。なんて健康志向なんだ!
コーヒーに豆乳を入れたのは初めてでしたが、あっさりした飲み口。個人的にはカロリーには拘らんから特濃牛乳か添加物たっぷりの生クリームフレッシュでも問題ないんだけどね。←毒
店内はフラットな空間で、かわいいランプや、書棚には面白そうな本がずらり。きっと幅広い趣味をお持ちの店主さんなのでしょう。クラッシックのレコードがたくさん見られ、たまたま流れていたのはショパンだったけど、レコードを現役で使う店主のこだわりに感服。
近隣に住まうのは女子大生が多いためか、リーズナブルでかわいらしいパンが並びます。店内明るくて清潔感があふれるのも好感度上がりますね!
NHK奈良放送局や県庁のすぐ裏手側の筋にある、かやくご飯のお店。くれぐれも、あやしい火薬爆弾を製造している秘密結社ではない!!近くを通る時は釜飯のいい匂いテロには注意が必要。はい。
この間たまたま通ってランチをやっていることを発見し、念願叶ってランチの時間に入店することができました!!
この間たまたま通ってランチをやっていることを発見し、念願叶ってランチの時間に入店することができました!!
かやくご飯が炊き上がるのは11:30頃で、なくなり次第ランチは終了になってしまうのです。
NHK職員さんや県庁職員さん御用達のようで、何度かここを通っているはずなのにと考え訊ねると、限定数出てしまったら看板をしまってしまうのだそう。
かやく、おすすめだぜ!どーん!
店主さんが朗らかでとっても良い人なんです。またこの人に会いに行きたいお店になりました。
東大寺二月堂からおりて正倉院方面へ、大佛殿の裏手の道をまっすぐ、戒壇院の向かいあたりにあります。廃棄?民家?
いえ、大正昭和期にフトルミンを製造していた工場を、先代のお孫さんが喫茶と事務室に改装されたのがはじまりです。
↑金土日しか営業してなくて、たまたまその日(余裕で平日の金曜日)は臨時休業でした。また次回、魅惑の工場跡へ!
ちなみに、きたまちエリアがなぜこんなに道が分かりにくくて迷路みたいになっているかの回答ですが、松永久秀領主の多聞城の城下町であり、敵からの侵入を防ぐためです。
松永久秀は、敵が東大寺を陣取っていると聞くと『大仏ごと焼いてしまえ!』と言ったり、築城のために近隣の有力寺院からも寺を潰す勢いで資材を奪ったりと、何をも恐れない強引な部分を持ち合わせつも、茶の湯に熱心で新しい文化に興味を持ったりと数奇者なお爺様だったのです。
「信長の忍び」にも登場しますよ。
お帰りの際は、、、
万城目学『鹿男あをによし』の作中にもこの風景が何度も登場します。
(首都圏の相互乗り入れは普通に行われていることなので東急に東武線とかメトロの車両があってもごく普通ですが、地方都市ではめずらしいことです。他に京都市営地下鉄と近鉄は乗り入れしているので西大寺の車両基地には烏丸線の車両が停まっていたりします。)
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