2017年9月27日水曜日

心斎橋周辺カフェ巡り【MONDIAL KAFFEE 328】


難波、四ツ橋、心斎橋この辺りはひと駅歩ける距離なので、カフェ散策。
隣接した都道府県に住んでいるのに(地元も海を挟んで隣)、大阪府は帰省や移動の通過地点でしかなくて、なかなか用事がないと自ら進んで行かない・・・

というと同世代の若者いや、老若関係なく「なんでぇぇぇぇぇぇぇぇ」という奇声が上がるのですが、事実心の距離があるのでしょうか。(地図があれば迷うってことはまずないけど、出口を間違えた時の軌道修正がトラウマとか?)

京都と奈良はもちろんのこと、神戸や横浜や東京や川越や長野は地図が無くてもある程度サクサク歩けて、おすすめのカフェを挙げたり出来るけど、大阪はそうはいかない。そんな、田舎者が、大阪のなんばの土を踏んできました!!!(コンクリートだよ)



【MONDIAL KAFFEE 328】


本気カフェ巡りの為、めちゃ観察してきました。
ラテアートはチューリップでした。線がはっきりしていて綺麗。味はエスプレッソ少し苦め、しっかりめのラテでした。大阪の喫茶文化は深煎りで濃いめの味が馴染んでいるからでしょうか、印象に残るラテでした。



一緒に注文したチーズケーキも、味にパンチがあり、濃いめ。しっかりした味にさらにカラメルと生クリームを絡めて、「これでもかっ!」というワンプレートです。

チーズケーキなんて一番簡単に家で作れる代名詞でもあるけれど、その分味の変化とオリジナリティー(付加価値)が付けやすいので、その店舗限定感があれば、二重丸ですよね。
このチーズケーキ、ここでしか食べられませんよ。しかし甘かった。そのための砂糖なしラテであります。




店内はなんだかすごいソファー席があったり、インテリア一つ一つにこだわりを感じます。誰がデザインしたんでしょうかね。市内に姉妹店が何店舗かあるらしく、そちらも気になるところ。

この日はちょうど東京でコーヒーの大会が行われていて、店内トップレベルの主要メンバーは東京に行っていたと思われるものの、出てきたラテがちゃんとしたものだったので嬉しかったです。(出せないような人だけじゃ店開けてないよねそりゃ)


帰り際に、「ごちそうさまでしたー」と言ってマシーンの前を通ったとき、飲み比べとか新人教育?のようなことをされていて、その合間にも、にこっとしてくれて、、、良い時間を過ごせたと思いました。←飲食店とくにカフェにおいてここ大事なことです。

この店を紹介してくれた人に感謝。


↓関西カフェブックにも載ってます。↓


外観もおしゃれ。入りにくいけど、勇気をだして、、、!
先にカウンターで注文してお会計済ませてからお席へ、というスタイルです。(こういうのあらかじめ分かってた方が入りやすいですよね!)





もう一つの目的、アランジアロンゾ大阪本店へ行ってきました!!(わるものが大好きです)

以前、代官山店はよく行っていたのですが、南青山に移転してからは行っておらず、様子を見に行きたいところ。スカイツリーソラマチ店にも行きました!


というわけで大阪本店お初にお目にかかるにも関わらず、店員さんの対応が素敵すぎて、

「代官山でカード発行してくださったのですね!スタンプはどこのカードで集めていただいても大丈夫なんですが、せっかくなので大阪バージョンのも一枚どうぞ!」←代官山はトカゲ店長、大阪はクマ店長。

なんと・・・!!

こうやって、ファンはどこまでもついていくのだ!だからアランジアロンゾに心掴まれるのだ!
かれこれ中学生のころからのファン(?)です。



ここからは私マンホーラーによるコレクション公開(・o・)いつもやってるやつです。
高槻と茨木、撮り忘れたぜ。。

かなり昔(5年くらい前)にも大阪城デザインのマンホールの写真は撮ったのですが、消失してしまったのでパシャリ。大阪城と桜、綺麗なデザインです。


こちらは市制100周年記念マンホール。難波駅出てすぐ、心斎橋筋商店街に入る手前で見つけました。平成元年、同い年ですな。

まとめ
大阪をかなり久しぶりに歩いてみて、やはり刺激的な街でした。

というのも、歩き慣れた京都や奈良には無い斬新さであったり、デザインであったり、たかが一本筋を歩いただけで、驚くような看板やお店を垣間見て、足を止めたくなるようなお店がたくさんあって面白い!と思ったのです。商戦、と言うと大阪の商売っ気な方向にとらわれるかもしれないですが、おっ?と気になる看板が多いのです。これも商戦。しかも面白い。(ジャンケンでグーを出すと七割勝てる!店員に勝ったら半額!とか)

そういう面白い人のセンスを盗みに、たまには大阪に出よう。

そういえば梅田によしもとの花月ができたらしい。
銀シャリが出るならたまには大阪に出よう。☺



2017年9月19日火曜日

奈良カフェ巡り【ミジンコブンコ】【かやく】【ちちろ】

奈良 きたまちエリア。近鉄奈良駅の北側、県庁の裏手に位置するエリアです。ならまち方面とは反対方向で、また違った趣があるので、狭くて細い道や古い軒並みを見ながらぶらぶらするのに楽しいエリアです。国宝や重要文化財がごろごろあります♪



【ミジンコブンコ】

きたまちのカフェの全体的な特徴は、民家に紛れ溶け込んでいること。ここミジンコブンコも、一見は普通の民家で、通りすぎてしまいそうになりますが、立看板が出ている時は営業中です。

ブックカフェであり、どの席に座っても本が手に届くようになっています。
本好きにとっては幸せな空間です。

以前もキーマカレーを注文したのにここへ来るとまたもカレーが食べたくなる、、謎です。もちろんケーキと珈琲もありますよ(^o^)
タイミングの問題か、来店した時はいつも私一人だけという貸し切り状態。目の前に並んでいる、あ!!と思う文庫を手に取り、かなり長居してしまいました。店内には文庫だけじゃなく、雑誌や絵本や専門書、きのこの本もたくさん。


谷崎潤一郎の、読みたかった本に出会えました!谷崎氏がマイホームを建てる時分に、西洋化しつつある家の構造について意見されている随筆です。日本家屋がやはりいいとか、日本の家に扇風機は似合わないとか、終始厠について語ったり、谷崎氏の思う日本の美意識について書かれているのです。世代は関係なく、はっとさせられる内容かと思います。(さすがに、全部読みきれなかったのでまた次回足を運びたいと思います!)


ちなみに前回は、萩原朔太郎の『猫町』を読破して帰りました。

玄関はこんな感じです。ガラガラ、こんにちはー。
土間でお仕事されている店主さんが出迎えてくださいます。(パソコンでお仕事されていること多し)



↑土壁と白壁の美しい裏道。

↓こちらはきたまち案内所。道路挟んでお向かいに奈良女子大学があります。




【ちちろ&まめすず】
にゃんこが何匹かと、金魚がたくさんいます。ここも、通りすぎてしまいそうな程民家を醸し出していますが、雑誌によく載っているカフェです。
食べ物を出すお店で(猫カフェではなくて)猫を放し飼いにしているので、入店の際に許容かどうか聞かれますので、猫アウトな方はすみません。

にゃんこがうろうろしています。が、猫カフェではないので遠目に愛でましょう。


お珈琲は北海道の焙煎所で焙煎されたものを使っているそうです。(メニューに詳しく書いてありました)深煎りで、苦味が印象的。ミルクは牛乳ではなく豆乳、お砂糖は白じゃなくててんさい糖でした。なんて健康志向なんだ!
コーヒーに豆乳を入れたのは初めてでしたが、あっさりした飲み口。個人的にはカロリーには拘らんから特濃牛乳か添加物たっぷりの生クリームフレッシュでも問題ないんだけどね。←毒

店内はフラットな空間で、かわいいランプや、書棚には面白そうな本がずらり。きっと幅広い趣味をお持ちの店主さんなのでしょう。クラッシックのレコードがたくさん見られ、たまたま流れていたのはショパンだったけど、レコードを現役で使う店主のこだわりに感服。

金魚がたくさん孵りすぎて、貰い手を探しているそうなので、金魚好きさんもぜひ!




【ベーカリー ポポロ】

ちちろさんの一本南、奈良女の斜め向かいにある小さなパン屋さん

近隣に住まうのは女子大生が多いためか、リーズナブルでかわいらしいパンが並びます。店内明るくて清潔感があふれるのも好感度上がりますね!

四角くいアンパンと、お総菜パンを購入しました。




【かやく】

NHK奈良放送局や県庁のすぐ裏手側の筋にある、かやくご飯のお店。くれぐれも、あやしい火薬爆弾を製造している秘密結社ではない!!近くを通る時は釜飯のいい匂いテロには注意が必要。はい。


この間たまたま通ってランチをやっていることを発見し、念願叶ってランチの時間に入店することができました!!

かやくご飯が炊き上がるのは11:30頃で、なくなり次第ランチは終了になってしまうのです。
NHK職員さんや県庁職員さん御用達のようで、何度かここを通っているはずなのにと考え訊ねると、限定数出てしまったら看板をしまってしまうのだそう。


わっぱ弁当箱に入ったかやくご飯と、日替わりのおかず。一時間制です!と言われて食べきれるか心配でしたが、美味しさと美味しさと美味しさで、平らげてしまいました!
かやく、おすすめだぜ!どーん!

店主さんが朗らかでとっても良い人なんです。またこの人に会いに行きたいお店になりました。




前回に続きまして・・・
行ったけど残念ながらお休みだったお店シリーズ(←私に限って本当に、よくあることなのだ)

【喫茶スペース  工場跡事務室】

↑この看板が目印。
東大寺二月堂からおりて正倉院方面へ、大佛殿の裏手の道をまっすぐ、戒壇院の向かいあたりにあります。廃棄?民家?
いえ、大正昭和期にフトルミンを製造していた工場を、先代のお孫さんが喫茶と事務室に改装されたのがはじまりです。

↑金土日しか営業してなくて、たまたまその日(余裕で平日の金曜日)は臨時休業でした。また次回、魅惑の工場跡へ!





たくさんの小さなお店が人々の暮らしに溶け合ってこそ、このゆる~いきたまちエリアの最大の特徴でもあるので、のんびり散策することをおすすめします。自転車があれば、多聞城跡や聖武天皇陵、転害門、般若寺まで足を伸ばすのも!


ちなみに、きたまちエリアがなぜこんなに道が分かりにくくて迷路みたいになっているかの回答ですが、松永久秀領主の多聞城の城下町であり、敵からの侵入を防ぐためです。
松永久秀は、敵が東大寺を陣取っていると聞くと『大仏ごと焼いてしまえ!』と言ったり、築城のために近隣の有力寺院からも寺を潰す勢いで資材を奪ったりと、何をも恐れない強引な部分を持ち合わせつも、茶の湯に熱心で新しい文化に興味を持ったりと数奇者なお爺様だったのです。
「信長の忍び」にも登場しますよ。




お帰りの際は、、、

近鉄に乗っていると、新大宮~西大寺の間、平城宮遺跡を通過する際、レプリカの朱雀門と大極殿が見えます。
万城目学『鹿男あをによし』の作中にもこの風景が何度も登場します。

数年前から近鉄で尼崎や三宮まで行けるようになり、たまに近鉄に阪神電鉄の車両が走っていることも。
(首都圏の相互乗り入れは普通に行われていることなので東急に東武線とかメトロの車両があってもごく普通ですが、地方都市ではめずらしいことです。他に京都市営地下鉄と近鉄は乗り入れしているので西大寺の車両基地には烏丸線の車両が停まっていたりします。)
おまけ
某駅のホームにある某カフェで改札を出ずに電車を眺めることができます。

2017年9月14日木曜日

京都カフェ巡り【前田珈琲】【Okafe】【Latte Art Junkies Roasting Shop】


百日紅の花が咲く8月末、京都のカフェ巡りへ。以前から知っているカフェ・喫茶店含め、ここぞ!というカフェ調査へ。

四条烏丸周辺から、北野天満宮や上七軒などええとこもご一緒にご案内いたします~。



【前田珈琲本店】
前田珈琲の雰囲気が好きで、定期的にお邪魔しています。モーニングのセットのクロワッサンサンドが特に好きで、朝に時間を潰した時はここ。
カップの絵柄がかわいいので、よーく見てみてくださいね!以前お聞きしたことがあるのですが、韓国人のイラストレーターさんが手がけているそうです。

カプチーノを注文しました。生クリームとシナモンが入っててクリーミーな舌触り。ミルク感がお腹を満たす、満足感でいっぱいのカプチーノ。
ラテもおいしいし、いろんな種類のブレンド豆やストレート豆もありますよ(^o^)
地元の人と観光客が程よく混じる、京都の名店です。(我ながらいいこと言う)





【Okafe】
京都小川珈琲のバリスタ岡田さんが開業した個人店。綾小路高倉入ってさらに路地奥に潜む隠れ家中の隠れ家。

ここにて本日のメンバーと集合予定だったのですが、どうやら道に迷った様子。集合できたので良かったけど、もっと分かりやすいところで集合した方がよかったかな・・

お子ちゃまたちはスムージーなどのドリンク、私たち本気でカフェのアレを巡るチームはカプチーノ。かわいいラテアートが出てきました!

カップはオカフェオリジナルの岡田さんのシルエット入り。販売もしています!
お客さんが次々に入ってきて、大盛況。リーフにも掲載されてましたし!
岡田フィンガー、やってくださいました。いろいろお話できてよかったです。
次回はカウンター席に座りたいなぁ。
四条から一本下がった綾小路に面したこんな入口が目印です。トンネルの先には岡田さん。なんてね。




【Latte Art Junkies Roasting Shop】
北野天満宮前のジャンキーズさん。世界チャンピオンの大西バリスタが迎えてくださいました。(さっき行ったオカフェの岡田さんともお知り合いのようです。お二方チャンピオンですもの)

北野という立地上、ここを求めてくる人か、外語人のお客様が多いそう。ジャンキーだもの(・o・)そんな大西さんのラテアートを抽出からすぐ横で見せていただきました。解説と程よくお話をしていただき、講習会を受けたような満足感。

おおおおお、これはたまたまと言っておられましたが、私の、、大好きな、、、迷彩柄のカップ!!、、、ジャンキーズオリジナルのカップで、販売もしております。
かわいい系女子の友人のは桜柄!カップも選んでらっしゃるのか。
羽2本のスワンと、リーフを描いてくださいました!!
ジャンキーズのローストはガツンと深めのローストが特徴で、ミルクに負けないエスプレッソ感がたまらない。たまにこういうジャンキーなのが飲みたくなる。
あくまで珈琲の好みは人それぞれであるんだけども。
かっこいいよ、大西さん!ジャンキーな大西さんに会いたい方はこちらまで!




北野さんまで来たので、ここらへんも散策。ここからは私の『京都検定2級』が発揮されるのだー!(勝手にべらべら案内して連れ回っただけなんですけどね。)


【上七軒、千本今出川周辺】
京都五花街の一つ、上七軒。近年、京都市内でいち早く電柱埋めこみ化が実施され、昔の街並みを維持しよう、景観維持しようと動き始めたのがここ。とっても綺麗でしょう!


見上げれば鍾馗さんもお屋根にちらほら。
この豪華過ぎる瓦屋根は一体・・・!?
実は瓦屋さんでした。御所御用達と看板にあったので、現役なのでしょう。
それにしても門構えが瓦もりもりです。ひとつ分けて欲しい。



おまけコーナー。今回行って残念ながらお休みだったお店。(行ったら休みってパターン、私に限ってよくあることなんですが。)


【エントツコーヒー】
まぼろし小路、という、千本五辻入ったところにある間口のせまーいお店。え、ここ構造どうなってんの!?という衝撃。臨時休業。
見つけただけで達成感を得られましたよ。さらに奥の衝撃はまた次回。
この看板が目印!



【cafe 1001】
千本一条東入る、浄福寺さんの近く。
ずっと行きたかったお店ですがあいにく定休日。最近火がついたらしく、どうやら列ができる程並ぶらしい。チョコミントパフェを目的としたチョコミン党の奴等の仕業かっ!
という1001。チョコミン党と闘う覚悟でまた次回。



ここからは帰り道の話。


【マリーD】
新京極の斜めにある柳小路。教えたくない小路ですがしっとりして観光客の足もあんまり入らないので穴場。カレーのマリーDは本格洋風カレー族におすすめ!


三条寺町商店街
秋の幕明けですね。寺町三条を抜けて、まつはへゆく。

【まつは】
二条富小路の、おなじみ、まつはさん。
いちじくの飲みものをいただきました。からだによさそう。沁みます。





本日のおみや。
ジャンキーズさんの、お濃茶のケーキ。濃いぃぃぃぃ。抹茶で足りない人、ここのお濃茶のケーキを食してみては。(*^_^*)