2017年12月13日水曜日

空振りの香川カフェ巡り/海を眺めに美術館。

ぽこぽこぽこ。
香川と言えば日本昔話でよく出てくるような、さんかくおむすびの形をした可愛らしいお山がたくさんあるのですが、県外に出るまではこんなにきれいなおむすび山がぽこぽこあるのには何の意識もしていませんでした。

盆地県民や山岳県民の方には、「これ、丘じゃないの?」って思われても仕方ないんですが、香川を占める讃岐平野はこういう山があれやこれやあるのです。
そう、我が家の近所にも。

※おむすび・・・西日本では俵型が多く、おむすびと呼ぶことが多い。東日本では三角型で、おにぎりと呼ぶことが多い。ちなみによく作ってくれていたのは、俵型の“おむすび”である。


序章は山の話になってしまいましたが、今回目的としたのは西讃方面。せっかく日帰り弾丸帰省したので、最近巷で話題(?)のカフェに行こう!ということで、三木町から母と車を飛ばしたのでした。
結論から言うと、行くとこ行くとこ、残念ながら満席だとか臨時休業だとか、次回のお楽しみが増えただけの訪問になってしまったのですが・・。
忘備録がてら紹介したいので、行かれた方はぜひレポお願いします!では出発!



↑通称讃岐富士、「飯野山」いいのやま。飯山町(はんざん)に位置します。


【汐!さぎ庵】
うさぎあん。汐!さぎ庵。タイピングミスしているのではありません、お店の名前です!
うさぎの洞穴のような、秘密基地のような建物が、裏道に出現します。駐車場に車を停めて、線路を渡って、道なりに沿って進んだところに、このうさぎの秘密基地はあります。

文字だってロゴだって、こんなに洒落てるんだぜ!
真ん中に、「!」がつく店名、なんだか斬新で洒落てるぜ!
秘密基地の入り口には丸太やら植物やらかわいいものが出迎えてくれます。

が、冒頭で匂わせたように、人気店のため、ランチは予約でいっぱいとのことで、残念ながらこの日は諦めざるを得ませんでした。。。次回の帰省に期待。
この、単線の線路を渡るのですが、ここは琴平電鉄(通称ことでん)琴平線 岡田駅・栗熊駅が最寄りです。近くに懐かしのレオマワールドがありますよ。
マンホーラー的余談。
現在は合併により丸亀市になっていますが、もともとは綾歌郡綾歌町。マンホールの、あやうたの文字を見つけてちょっと嬉しくなりました。現在は丸亀市綾歌町。



続きまして、、、うさぎ!の近くなんですが、
丸亀市綾歌町東栗熊 
【KITOKURAS】
きとくらす、木と暮らす。
本当に、私よくあるあるなんですが、定休日や臨時休業や貸切なんかによく遭遇するんですよね。このブログにもよく書いていることなんですが、私あるあるなんですよね昔から。
祝日の関係で、施設営業は臨時休業でした!!!(屋外は自由散策できます)

また次回のお楽しみが増えてしまいました。(この日しかロケ取れないような仕事だったら放送も文筆も何もできないわこれ)

KITOKURAS、木と暮らすことを提案する同敷地内の山一木材さんが運営する、すてきな広場がここなのです。木材屋さんがつくる複合施設、、、営業時間にぜひ一度遊びに行きたいところです。
敷地内には、カフェ、木のホール、ギャラリー、こどもの遊び場、学びの場所があって、それはもう楽しそうな空間で・・・!

木材屋さんならではの、ぞうさんの滑り台は中央のシンボル的遊び場!
松の木と杉の木を使った「空を眺めるベンチ」
本当に、空を眺めるために最高の角度。ずっとこのままでいたい(笑)視界の先には木と青空。これいいわぁ~。母に起こしてもらわねば自分では起きられません、よっこらしょっ!!!!
こんなフリーペーパーが書けたらなぁー!すごくかわいい!取り入れたいこれは!
犬のムクがすごくかわいい!(今度は絶対ムクに会うぞ!!)
丸亀2軒でこうなってしまいましたが、最後の目的が残っています。
そ れ は !


坂出の沙弥島にあります
【香川県立東山魁夷せとうち美術館】
東山魁夷が大好きで何度も訪れている美術館でありますが、今回の特別展「信濃と山と東山魁夷」は魁夷が魅了された信濃の山々を他の画家の目線からも知ることができたり、
また私個人的にも信濃の国が大好きなので、絵の場所と実際の場所が一致して、さらに好きになれるほど、観れて良かった特別展でした。

魁夷が長野の山を愛しているのと、私が長野を大好きでいるのはたまたま偶然ではあるんですが(いや、母の魁夷の画集を見てインスピレーションを受けたのかもしれない!)、
長野市にも長野県立信濃美術館に東山魁夷館があって、長野と香川を繋ぐものがあって嬉しいものです。ファンの方はこちらもおすすめですよ。

来年は、京都国立近代美術館で東山魁夷の作品が集まります!魁夷は、友の川端康成の言葉により、京都の残すべき風景もたくさん描いているので、京都でそれを観れるのは大変素晴らしいことです!
作品「道」をモチーフにした美術館正面入り口。ここから世界観が始まります!



作品を見終わったら併設のカフェで、瀬戸内海と瀬戸大橋を眺めて帰りましょう。
地元は全くの海無し町民ですが、穏やかな瀬戸の海はいい風景です。万葉集にある柿本人麻呂も、玉藻よし~(←讃岐を表す枕詞)と詠ったそうです。(近くに歌碑があるよ)


魁夷のお皿で、地元銘菓かまどのお菓子を堪能
※母はケーキとコーヒー、私は和菓子と抹茶
名物かまどがせとうち美術館のために作った藻塩のおまんじゅう。

これができる前は、かまどが出てきてたんですが、新しい銘菓の誕生ですね。
瀬戸の藻の味と瀬戸の塩をしっかり感じられる美味しいおまんじゅうです。さすが、かまどはん。讃岐の銘菓と言ったらかまどです。お土産にはぜひかまどを。
(塩を精製していた竈がはじまりです。讃岐三白の、お塩。租庸調の税として納めておりましたよ~)

最後の最後は目的を達成できてよかったです。次回はちゃんと紹介できますように・・!



おまけ。
広報や県政を読むのが好きなんですけど、みなさん読んでます?
他の地域のも読んでいるからか、香川の広報って面白いんです。
たまに、荷物のついでに家から送ってもらったりしてます。
他府県や旅先の土地では、県の施設などに置いてあるのでちょっとパラパラ見たりしてしまいます。地域性が出ますからねー。

県政かがわには、冒頭であったように、県内の昔話や美しいおむすび山を紹介したり、県民の知らないローカルな山の情報が紹介されていて、個人的にここがツボです。
おわり(^ω^)


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