2017年8月23日水曜日

糺の森、古書と森林浴のススメ

 やってまいりました、下鴨納涼古本市の季節。京都の書店界では有名御存知、萩書房さんの看板がお出迎えです。ここでぜひ記念撮影を。

 会場内、たくさんの書店さんが出店されていまして、下鴨神社参道の糺の森、両側にテントが並びます。全て目を通しきれないほどの古書や中には絵葉書、昔の記念切符など、骨董品に近いものまで並びます。



本との出会いは一期一会。この本あの時に買っておけばよかった!!と思い出すこともしばしば。森見氏の『夜は短し歩けよ乙女』や『四畳半神話体系』にもこの古本まつりのシーンがあり、憧れの乙女は小さいころ手に取った絵本を探して古本の中を巡ってゆくのです。古本との出会い、古本での出会い、森見氏は上手いことまとめていますので、古本まつりと合わせて森見氏の物語感もご一緒に楽しんで頂ければと、こっそり思っています。(少し昔まで、森見作品が苦手でしたが、最近になって面白さを感じてきたのです。こういう意味でも、本っておもしろい。)

 この旗が目印ですよ。

 自然豊かな、糺の森(ただすのもり、と読みます)が古本まつりの舞台です。
森見氏の作品で私の大好きな作品『有頂天家族』のタヌキの下鴨一家が住まう処でもあります。アニメでも描かれており、ファンにとってはテンションの上がるいわゆる聖地であります。大事なことなので書き記しておきますが、下鴨神社・上賀茂神社は世界遺産です。


 ここ下鴨神社は鴨川の合流地点通称、三角デルタの北側に位置し、東側の流れが高野川、西側の流れを賀茂川と表記し、加茂大橋(今出川)から合流して鴨川という表記になります。


 森です、都会(?)のオアシス。夏は木のトンネルが木陰になり、涼しくて気持ちがいいのでお散歩にお勧めです。

最寄は京阪鴨東線 出町柳駅。駅から少し歩きますが、出町ふたばさんや、京アニ作品『たまこまーけっと』の出町枡形商店街など、歩いて楽しいエリアですよ。
 新型車両、すごく乗り心地がよくて、お京阪さんにあこがれます。


本日はこの四冊との出会いあり!

ポスターがとってもかわいくてオシャレ!センスが神々しいぜ!
次回の古本まつりは百万遍知恩寺さんにて開催!
11月を楽しみにしておきましょう!

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