うぐいす餅から、さくら餅にシフトしつつある三月。先々週ぐらいにうぐいす餅を食べてあぁ梅に鶯~(*^_^*)と思っていたら早くも桜餅のご登場です。
和菓子屋さんによっては共演しているところもありますが、もう桜餅が並び始める頃でしょう。(和菓子は2週間季節を先取りするのです。実際には梅に鶯の梅がピークの時期ですが。)
桜餅は関東風と関西風とあるのですが、ご存知でしょうか。
皮で餡を巻いてあるのが関東風、餡をもち米で包んであるのが関西風です。最近は両方売っているところも増えましたが、私はここ近年で初めて関東風を食べました。(製菓実習でも作った記憶がありません。どうだったっけ??)
というわけで、こちら
【三日月とうさぎ】香川県さぬき市(三木町寄り)にございます、日本料理菊水さんのカフェ部門、三日月とうさぎ。
月に乗った桜餅がとてもかわいい。やっぱり桜餅と言ったらまるいやつですよね!(これも地域によるのですが)
よく見たら三日月が二日月になってます、入口が複雑なので気を付けて!!
母体が日本料理の菊水さんなので、もちろん美味しくて、本格的。そしてカフェ飯と侮ってはいけないボリューム。お腹いっぱい間違いなしです。
お弁当(お重)は風呂敷に包まれてやってきます。
箸置きや小鉢、盛り方一つ一つが素敵で、食べ終えるごとにお皿の模様が見えてきて、そういうのも食べることの楽しみなんだなと気づかせてくれます。
(そうそう、和食は日本人の伝統的食文化としてユネスコ無形文化遺産に登録されました!農林水産省のHPに詳しく書かれています。)
個人的には茶碗蒸しの容器がかわいいなと思いました。松の葉と松の実のちらし柄。
このお膳に季節のデザートが付いており、それが冒頭の、三日月に乗った桜餅。
さすが三日月とうさぎさんです。
さて余談ですが、八重の梅はこんなにフリフリです!梅の品種は500種以上あるというので、いろんなところに観察に出かけたいですね。
椿も今が旬です。京都なら霊鑑寺、奈良は百毫寺がおすすめです。
椿は本当に品種が多くて、これも椿!?というほど、花色・花形・花銘がいろいろあるようです。万葉集にも出てくる日本古来のお花です。古田織部や秀吉も好んだそうですよ。
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