奈良ひとまち大学の授業に参加してきました。
「まち」と「ひと」が繋がって奈良の新しい魅力に触れる「学びの場」それが奈良ひとまち大学です。
今回の授業は『旅行者×地元住民の憩いのスポット~奈良の新感覚ゲストハウス』
実に楽しそうな表題ですね。
私個人的に、旅先ではゲストハウスに泊まったり、フリーペーパーを置かせていただくなど、ゲストハウスは身近な存在です。おせっかいすぎるゲストハウスから、チェックアウトまでノータッチなゲストハウスから、幅広く、分類し難く、本当にいろんなタイプのゲストハウスが存在します。
好みにもよるのですが、ゲストハウスを楽しむのも旅の醍醐味だと私は考えています。
さてこちらが2016年10月にならまち紀寺町にオープンしたゲストハウス 神奈寐(かむなび)さん。
古い物件をリノベーションして、ゲストハウスとして生まれ変わりました。
今回の授業で特別にお部屋を見せていただきましたよ。
懐かしいガラス戸や元々あった箪笥や古い道具がそのまま生かされていて、『直すべきところは直す、残すところは残す』の精神が感じられ、素敵な空間です。
本日講師の番頭、松本先生のお話とパワーポイントでの授業で参加者さんとの距離が縮まり、この人たちが運営しているからこそ和やかで地域に愛されるお宿なんだ!と感じさせられました。
神奈寐さんの位置するならまち界隈は写真の通り、地元住民の生活の場であります。
もちろん奈良を代表するようなお店や世界遺産、重文などもひしめく観光地ですが、小学校もあり公民館もあり民家もある、基本的には住民のまちです。
『地元住民に受入れられなければ意味がない』
この想いから、地域の人に建設現場を公開したり、自治会に加入していたり、オープンからたった4か月なのに、こんなにも地域との繋がりがあり頼られている、これすごいと思いませんか!?
もう一つの重要なポイントとして、地域住民と旅行者を繋ぐこと。
私は旅先に知り合いができたら何度もその地域にリピートして行ってしまうタイプです。
なので、長野ばっかり行ってますけど、地元と旅人を繋げてくれたのは、ゲストハウスの方でした。
(望めば仲を深めてくれるし、望まなければ心地よい空間を提供してくれる、そんな長野のゲストハウス。1166バックパッカーさんです)
地域住民と旅行者の間を取り持つゲストハウス、素敵ですね。
直接交流をイメージされるかもしれませんが、地域住民からの有益な情報、ガイドブックに載っていない情報、近所のお店の情報、近所の有名人さんの情報、などなど、いろんな情報を繋いでいるんですよね。(*^_^*)間接的にもいろんな手段があります。
奈良を旅して、何かしらの出会いがあり、個々の旅人らしい宿泊と思い出と繋がりができることを願っております。
私個人的にもここで繋がりができたことに感謝!
授業レポートでした。
奈良ひとまち大学のイベントに感動してじーんとなっている場合ではなく、京都で企画しているまち歩きイベントがおろそかにならぬよう、頑張らねば。。。
0 件のコメント:
コメントを投稿