2018年6月18日月曜日

奈良おやつ巡り【かのこ】【鹿サブレ】

こんにちは。
今日は奈良のちょこっとした、かわいいくて美味しいおやつのお話

奈良によく出没する私ですが、私の周りには知らない奈良・知ってるけどまだ触れていない奈良を教えてくれる人がたくさんいて、小さなネタが尽きないのが奈良。案外紹介されてないことが多くあるかもしれません。

今回はおやつにテーマを絞って!!
奈良にお越しの際はぜひ手にしていただきたい逸品をエピソードを交えてご紹介します。



↑奈良の人はマイシカに乗るんだよ。(というのは『鹿男あをによし』より)




鹿たちがのんびり腰を下ろしている若草山山麓。噂の春日鹿まんじゅうの匂いが漂ってきます。
【菊一文珠四郎包永 柳松庵】 かのこ
老舗のお土産屋さんで、代々刀の販売をされています。お二階には団体さんのお食事処として、修学旅行生が列を成して階段を進んでいるところでした。
そんな老舗が2016年に新商品を出したのがこちら。回転焼きのような機械を導入し、ガラス越しに眺めることができます。
セルフサービスでお茶をいただきながら、座って休憩することができるので、若草山・春日大社・東大寺方面散策の際にありがたい存在ですね。

この日は鹿サポーターズのボランティアでチームでこの辺りをうろうろしていて、ちょっと休憩しよか、ということで、一休み。かわいいおやつタイムを堪能できました。
中身は白あん、カスタード。

焼きたてのホカホカを、その場で召し上がれ☺





これも、鹿サポのメンバーさんからの差し入れなのですが・・・
【横田福栄堂】  鹿サブレ

これは私が初めて奈良を訪れた10年前から知っている商品なのですが、実は自分で買って食べたことはありません。気にはなっていたけれど、すぐ行けるしわざわざ買わない、といった具合でしょうか。
それが、、食べた瞬間はっとしました、素朴でとてもおいしい!もっと早く鹿サブレの美味しさを知っていれば…‼
と。

奈良土産の定番中の定番、なのですが、なかなか渋いので若かりし私は手が伸びなかったのでしょう。歳を重ねてから気づくとはこういうこと。

香ばしいお味噌の香りと、さくっと軽快な食感。シンプルな材料でシンプルなデザインを施した至極の一枚です。奈良の味と言えば味噌ですが、この素朴な味は奈良を表した味だと言っても過言ではない!

裏の手書き風の文字がかわいくて顔が緩みました。
これからは奈良のお土産におすすめしていこうと思います。





【株式会社イコマ製菓本舗】 レインボーラムネ

奈良県は生駒市の、幻のレインボーラムネをご存知でしょうか。
http://www.ramune.net/
この幻のレインボーラムネ、実は年に二回、お寺の行事の時にしか製造していないそうなのです!時期は3月・9月と決まっていて、早め早めの予約がベターです。

他に、直売している近隣のお店屋さんか、奈良市の人気カフェ「くるみの木」さんも納品されているそうです。しかし限定数のため、必ずしもあるとは限らないので、注意が必要です。
こんなレアなラムネをどこでどうやって手に入れたかと言いますと、知り合いの旦那さまが生駒のそのお寺に大学の講習で参加していただいたものの、お裾分けで。
手にしたことのない私にわざわざくださったわけです。ありがたや。



今回はおやつ3つをご紹介しました。



おまけですが、萬葉植物園ではこんなレアな植物が咲いています。
ムラサキ。
万葉の昔より、根の部分を使って衣類を紫色に染めていたそうな。紫は高貴な身分の人が身にする色ですが、こんな植物を使っていたのですね。
今では絶滅危惧種となり、日本で自生しているのは約1000株しかないそうです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

2018年6月6日水曜日

福井~丸岡、珈琲とお城と駅舎と。

福井のことについて綴ります【後編】

前半は鯖江とサバエドッグ、道の駅西山公園について綴りました。
後編はまちのお城、喫茶、駅のリサーチをば。旅のお役に立てれば幸いです。


【VENGA!COFFEE】
町の珈琲屋さんを探し、お豆を買って帰ろう!という思いのもと、この可愛いロゴと、焙煎しているラインナップを見て、ここへ行こう!と決めておりました!
センスある店構え。早速店主さんとスタッフさんにお豆の説明とおすすめをお伺いし、相談しながら決めたのが、この2つ!
(ビックリマーク多め!あえて。)


グアテマラ!
うぐいすブレンド
グアテマラ!…中深煎り。しっかりしたコクがあって濃厚な味わい。かと言って苦みが主張するわけではなくまろやかさもあって非常に飲みやすい濃い珈琲でした。ミルクにもよく合ってラテやオレにしても相性がよく、美味しかったです。

うぐいすブレンド…浅煎り。期間限定で焙煎している季節もののお味。好みを伝えると、まず先におすすめしてくださったのが、この珈琲でした。さすがです。どんぴしゃです。
すっきりして、優しい甘みが印象的。ミルクなしでそのままいただくのが一番美味しい飲み方でした。飲んだらうぐいすが飛び立つよ☺


他にもたくさんの自家焙煎珈琲豆がカウンターに並び、相談しながら選ぶのも楽しいお店です。
福井に来たらまたここの珈琲豆を買いに行こう。



【ユトリ珈琲】

越前地域を中心に姉妹展開しているユトリ珈琲。地元チェーン店ということで、常連さんらしき人がちらほら見られましたが、旅行者らしき人も。朝の時間はドリンクに無料でモーニングが付くサービスがあり、ものすごく驚きました。名古屋の文化圏なのか!?


しかし朝からがっつり食べたかったので、モーニングのトーストではなく、追加料金を払ってホットたまごサンドを注文しました。(お忙しい時間に申し訳ない)
カフェオレも美味しくて、いい時間を過ごすことができました。

レジ前に、越前ユトリ珈琲のドリップパックも販売していて、これはいいお土産になりました。





【続100名城 福井城】

福井城の敷地であるこのお堀の中、実は福井県庁なのです。
さすがに県庁が建つところに復元は難しいかもしれませんが、この石垣、お堀を眺めながら通勤通学する人がうらやましいなぁと思ったのでした。
ご立派な福井県庁。スタンプは一階庁舎にあります。結城秀康さまが居るよ☺



【100名城 丸岡城】
現存天守12城のうちの一つ。
今年の目標、一つ叶えたり!!!!
小さくて古風なお城。煌びやかさとかじゃなくて、この雄大な越前平野とともに雪や寒さに耐え抜いてきたお城です。芯の強さがあるお城という印象でした。

瓦は、石造り。重いのに⁉と思うでしょうが、北陸の厳しい冬の寒さと凍結から耐え抜く知恵と工夫なんです。だから現存している。これって、すごくありません?


越前丸岡は、小学生が胸に付けるネームワッペンの全国シェア1位を誇る織物の町なんです。丸岡城の登城記念に、こんな素敵な↓しおり(織物生地!)がもらえます。




【福井駅の散策】
さすが恐竜王国。いろんな恐竜がいるよ!
かわいいのからリアルなやつまで!
ベンチに博士が座っているので、会いに来てね!


トラムすごくかわいい。

北陸新幹線開通の準備で工事中な、福井駅。
綺麗な駅に生まれ変わっていました。





【まとめ】
私の旅のワークスケジュールとしては、観光地に行くのが全ての目的ではなくて、その土地のここにしかないお店を開拓したり、風土や歴史をさらに知ること、次の旅に繋げることが目的だったりします。(^.^)
口コミや写真映えが優先順位の高い時代になってきたけれども、こうして一個人的な発掘から、地域に還元ができればと思ってます。


最後までお読みいただき、ありがとうございました!